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新しい働き方のヒント

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世の中のさまざまな「新しい働き方」をお届け !『RECRUIT THE WORK SHIFT』(J-WAVE 81.3FM)で放送された内容をご紹介しています。
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2022年3月の記事一覧

ワークライフバランスの取り組みが、企業を大きく成長させる――トラスコ中山

トラスコ中山株式会社は、機械工具などの工場用副資材を中心に、幅広い商品を扱う卸売企業。主な卸先には、機械工具商やネット通販企業、ホームセンターがあります。東京本社の他、大阪本社など国内外に事業拠点を持ち、従業員はおよそ2,900人です。 ワークライフバランス企業の“先駆者”としてトラスコ中山は、社員のワークライフバランスを整えることで、社員の会社へのエンゲージメントを高めてきた会社です。 同社の働き方改革への取り組みの歴史は古く、そのスタートは今から20年前にさかのぼりま

ダイバーシティ経営で、“行きたくなる会社”に!――本橋テープ

静岡県吉田町にある本橋テープ株式会社は、1986年設立で、幅13cm未満の「細幅織物(通称:テープ)」を製造・販売する会社。ダイバーシティ経営を推進し、社員は現在48人、うち男性15人、女性33人となっています。 地方の小さな会社が「人集め」に成功するには?細幅織物(テープ)はもともと吉田町の地場産業で、バッグのショルダーベルトやストラップなどさまざまな日用品に使用されています。 本橋テープは、2007年に細幅織物を利用した製品開発を行ってメーカー向けに完成品を提案、そし

主語は「私」。まず「自分がどうしたいのか」が大切――MIRAIS

MIRAIS(ミライズ)は、「『育休』を変革する──育休を通じて自己変革を推進することで、育休の概念“なんとなく過ごす育休”を変革する」をミッションに掲げる育休コミュニティ。全国各地、そして海外からも産休・育休取得者たちが参加し、それぞれがキャリア、子育て、自身の成長などジャンルを問わず育休中のテーマを設定し、“未来にこうありたい自分”の姿をかたちにするために活動しています。 ライフステージの変化の過程を支えるために子育ての不安、社会から孤立する不安、そして今後のキャリアへ

休日を大幅に増やす取り組みが、ワークライフバランスを大きく充実させる――信州ビバレッジ

信州ビバレッジ株式会社は、長野県松本市に本社を持つ、清涼飲料水メーカー。従業員はおよそ160人です。24時間操業の工場に勤務する従業員の時間外労働の問題を解決しようとしたことが、同社の“働き方改革”へとつながりました。 時間外労働を減らせ!人事総務部長・吉田行孝さんによると、従来同社の工場は、8時間勤務3交代制シフトの4班体制によって操業されていました。通常期であればこの体制で問題はありませんでしたが、清涼飲料水製造の繁忙期となる夏期には生産量が増えて工場はフル稼働、それに

職場環境をより良く充実させて生産性をアップ!――田代珈琲

大阪府東大阪市にある田代珈琲株式会社は戦前の1933年に創業。創業時の屋号は「田代兄弟商会」で、シロップの製造を主な事業にしていました。その後、屋号の改組とともにコーヒーの製造を開始。戦争突入とともに一時期会社は閉鎖されてしまいますが、戦後、コーヒー卸会社として再スタート。 1985年には、本社移転を期に卸業から小売業へと業態を転換しました。業態転換後も試行錯誤を繰り返し、現在はコーヒーの輸入・販売を実店舗やインターネットで手がけています。 退職者が止まらない……。状況を