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ピンチの時こそ、乗り越えるための柔軟な働き方を生み出さなければいけない――シックス・アパート

J-WAVE(81.3FM)の人気モーニングワイド「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」内で、様々な企業が取り組んでいる「働き方」から、これからの変化や未来を考える「RECRUIT THE WORK SHIFT」。1日のスタートに「新しい働き方」のヒントをシェアしています。

8月3日~8月6日の放送では、リモートワークの先駆け、シックス・アパート株式会社が進めるwithコロナ時代の働き方をご紹介しました。

企業や学校、官公庁のホームページを作るためのシステム、ウェブサイト構築システムを開発しているソフトウェア企業であるシックス・アパート。

もともとアメリカ企業の日本法人でしたが、2016年、EBO(Employee Buy-Out:社員による企業買収)で独立。 その頃から、すべての社員が必要な時だけ出社する、リモートワークを中心とした働き方「SAWS(サウス)=Six Apart Working Style」を実践してきました。

その働き方は「令和元年度 テレワーク先駆者百選 総務大臣賞」や、東京都「スムーズビズ推進大賞」の大賞も受賞されてきました。新型コロナウイルス感染拡大が進む中、その働き方がさらに注目されています。

代表取締役の古賀早さんにSAWSのメリットを伺うと、場所にとらわれない働き方、採用ができるようになったのはもちろん、百坪以上あった赤坂のオフィスから、神田神保町のコンパクトなオフィスに移転したことで、引っ越し直後の半期でおよそ4000万円のコスト削減も実現できたとのこと。

家賃や光熱費も下がったことに加えて、通勤がないので毎月の定期券代もなくなったとか。社員には出社した分だけ通勤費を支払っているそうです。

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こうしたコスト削減の一方で、オフィス外で働く社員のコストを会社がサポートするため、リモートワーク手当「SAWS手当」も支給しているそうです。「SAWS手当」の使い道は自由で申請も不要。月に1万5000円が支給され、自分の裁量で使ってもらうというものです。個々の申請ベースにしないことで、無駄な作業が増えることも抑えられるとか。「SAWS手当」は、自由な働き方の“潤滑油”のような存在なのかもしれません。

首都圏だけでなく、地方や海外にも社員、役員がいるシックス・アパート。4年間で培ったフルリモートワークのコツを、広報の壽かおりさんに伺うと、「在宅の良さを実感できた人は、自由度の高さと仕事の進行を自分で調整できた人だと思います。逆に、自分のリズムが作れない人は在宅の良さを生かせない傾向にあります。起きる時間を決めたり、仕事モードに切り替えるルーティーンを作ったりするのが良いと思います」と仰っていました。

また、新型コロナウィルスの影響で、オンライン会議をはじめた企業も多いと思います。長年、オンライン会議を実践してきたシックス・アパートでは、オンライン会議は音声のみで行っているそうです。

他社の方と挨拶するときなどは顔を出して参加しますが、社内の会議では“顔”ではなく、仕事の資料を共有しているとか。その理由として、オンライン会議での対峙するのは、顔ではなく「議題」であることを強調します。その変わり、月1度は全員集まる機会を設け、オンラインでも顔を見せ合ってコミュニケーションするための時間は確保しているといいます。

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「SAWS」で実践されてきたのは、在宅勤務だけでなく、カフェやコワーキングスペースなど自由な場所での働き方。これがいま、新型コロナウイルスの影響もあり、変化を見せているようです。

シックス・アパートの社員たちは、新型コロナウイルスの影響で増えた飲食店の空き時間をワークスペースとして使う取り組みを実践しています。この背景には、在宅勤務で生まれた地元との“つながり”があるようです。

広報の壽かおりさんによると、「毎日通勤している頃は、家の近所で過ごす時間が少なかったのですが、新型コロナウイルスの感染拡大をキッカケに増えたという方が多いと思います。シックス・アパートの社員たちも子供の学校のPTA活動に両親で参加できたり、保育園のパパ友飲みができたり、新たなつながりが生まれているようです」と仰っていました。

リモートワークで生まれた地元で過ごす時間が、これまでなかったつながりを生み、 新たな活動や新たなワークスペースにも広がっているようです。

「SAWS」により、国内外で場所を問わない働き方やオフィスのコスト削減、地元での新たなつながりを生んできたシックス・アパート。いまは新型コロナウイルスの影響で注目されていますが、代表の古賀早さんによると「SAWS」にはもう1つの側面があるのだとか。

それが「BCP=Business Continuity Plan(事業継続計画)」。世界的にみても自然災害の多い日本では重要性が増している備えです。場所を問わない働き方をしていれば、災害でオフィスが使えなくなったとしても、事業が継続できる。「SAWS」には災害時の“備え”という側面もあったのです。古賀さんはこれからの働き方として、「SAWS」にこんな想いも込めていました。

「『SAWS』は、日本こそが実現させなければならない働き方だと思います。日本の少子高齢化は避けられない現実ですから、地方や海外、高齢者、障がいを持つ方、分け隔てなく働ける柔軟な働き方が日本には必要です。コロナが収束しても、さらにそれを進めていければと思っています」  

4日間に渡ってご紹介したシックス・アパートの働き方への取り組みから番組が導き出した「WORK SHIFT」のヒントは、『ピンチの時こそ、強い働き方は生まれる!』でした。現在は新型コロナウイルス、長い目でみると少子高齢化、ピンチの時こそ乗り越えるための柔軟な働き方が生まれていく――。いや、それを生み出さないといけないんですね。

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