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働き方改革は、業績の良い優良企業だからできるわけでない。常に「いま」がチャンス――アシザワ・ファインテック

創業117年の企業向け機械メーカー、アシザワ・ファインテック株式会社。千葉県習志野市に本社を構え、従業員数は145名です。そんな同社が取り組んでいる「働き方改革」をさまざまな角度から、4代目社長の芦澤直太郎さんに伺いました。

J-WAVE(81.3FM)の人気モーニングワイド「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」内で、さまざまな企業が取り組んでいる「働き方」から、これからの変化や未来を考える「RECRUIT THE WORK SHIFT」。1日のスタートに「新しい働き方」のヒントをシェアしています。本記事では、過去の放送の中から、アシザワ・ファインテック株式会社の回をご紹介します。

父である先代社長は、下請け工場からメーカーに業態転換するため、必死で頑張っていたそうです。しかし、バブルが弾けた後は、会社の存続が危うくなる状態に。そこで、業績を上げるためには、働きやすい環境を作って、社員の自信や誇り、やりがいを高めることが先決だと考えました。

当時入社する人たちはほとんどが理工系の学校出身の男性で、技術については詳しいものの、営業や書類作成などは苦手でした。そこで、客先の対応や語学を生かした営業のため、文系の人材を採用して担当してもらうことにしました。業務をすみ分けた結果、それぞれが得意分野を生かして、高いレベルで良い仕事をする組織が出来上ったということです。

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2日目は、さまざまな改革を進めるに当たって設けた、プロジェクトチームについて伺いました。

社員の意見を広く聞いてそれに応えるために、「百年委員会」という名のプロジェクトチームを設けました。まずは会社の弱点を共有し、それが改善できたら「こういう職場になる」という夢をリストアップしました。その中の一つが社員の働きやすさを高めること。待遇や福利厚生などの他、会社の風土を良くすることも大きなテーマとして取り上げたそうです。

その後、百年委員会から別れて、CS(顧客満足度)とES(従業員満足度)の両方を高めるための「CS・ES委員会」ができました。CS・ES委員会で実現したのが、リフレッシュ休暇。10年勤続した社員には5日間の連続休暇を与えて、普段できないことをするよう奨励しているということです。

3日目は、一人の社員が複数の業務を兼任できるようにする、「多能化」について伺いました。

当時、ある仕事は特定の人以外できないことが多くなっていたそうです。慣れた人がやった方が効率が良く、人に教えるのも大変ではあるものの、そのために仕事を休めない、辞められないという固定化した状態になっていました。そこで、業務をリストアップして複数の人が同じ業務ができるように取り組みました。これは他の部署へ応援に行く際の訓練にもなっています。

社員の数は簡単に増やすことはできないので、一人が複数の仕事を幅広く行える形を作っていると言います。

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最終日は、マイスター制度と、働き方改革の今後についてお聞きしました。

同社は技術者に胸を張って長く働いてもらうため、マイスター制度を設けています。その上には、CTO(最高技術責任者)という経営者に匹敵する待遇のエンジニアもいるそうです。

働き方改革については、業績が良いから、優良企業だから改革ができているわけではなく、必要に迫られてやったことに、結果として手応えを感じているそうです。人を育てたり、人を増やして自ら余裕をつくったりすることで、改革ができたと思えるはずだとお話いただきました。


今週のお話から導き出す「WORK SHIFTのヒント」は、『積極的な改革が大きな実を結ぶ』

常に「いま」がチャンスなのかもしれません。

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■「RECRUIT THE WORK SHIFT」バックナンバー

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