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これからの「働く」を考えるヒント【採用・雇用編】

こんにちは、リクルート公式note編集部です。
だんだんと暑くなってきましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

さて、この特集では、これまで私たちが取材させていただいたたくさんの人、企業、サービスに関するさまざまな記事の中から、これからの「働く」を考えるヒントになるnoteを厳選してご紹介します。

改めて少しだけ自己紹介させていただくと、私たちリクルートは、1960年に「大学新聞広告社」として創業して以来、60年以上にわたってさまざまな事業・サービスや研究、情報発信を通じて「働くこと」に向き合ってきた会社です。 時代は変わり、フレックスタイムや週休3日制、時短勤務、テレワーク・リモートワーク、副業・兼業やフリーランスなど、多様な“働き方”が広がりつつあります。

今回のテーマは「採用・雇用」です。どんな働き方が自分に合いそうか、これからどんな働き方をしたいのか。皆さんが、“少し先の未来”を想像してみるきっかけになればうれしいです。

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「ダイバーシティ」はアルバイトにも。多国籍の仲間と働くコツ

リクルートで働くその道のプロがさまざまなテーマの最新トレンドについて語る『トレンドランナー』では、『タウンワーク』編集長の柳谷元樹さんが、「雇用の多国籍化」について解説しています。
近年、多国籍の方々の働き手が増加傾向。これまで人手不足の解消としての側面が大きかったのですが、最近は「将来的な戦力として」採用する企業が多いとのこと。こうした流れに『タウンワーク』では、「アルバイトのダイバーシティ化=アルダイバー」と呼び、彼らの「採用→定着→活躍」の3段階をさまざまな事例を通して紹介。仕事に対する多国籍の方々と日本人との違いや、人・企業として求められる姿勢についても言及していきます。

より小ロット、より自由なものづくりで、職人さんと未来を作る——ヴァレイ

合同会社ヴァレイが展開する、服づくりのネットワーク「MY HOME ATELIER」は、結婚や出産、介護、廃業などで働けなくなった職人の方々に、自宅を縫製工場として開業して、洋服を作ってもらう仕組み。その根底には、「技術はあるが技術以外がない、という人が働きやすい環境」を求める、代表・谷さんの強い思いがありました。
MY HOME ATELIERの登録には、書類審査からサンプルの縫製テストがあり、倍率は8〜10倍と狭き門とのこと。審査で注目しているのは、技術だけでなくコミュニケーションやチームプレーができているかどうか。大切なことは「芸術品を作るのではなく、依頼された洋服の縫製をどれだけ100点に近付けられるか」と、谷さんは話します。
コロナ禍、そしてこれからのアパレル業界を見据えて、ヴァレイの取り組みに注目です。

「著者を応援する」ブレない目的から、組織と働き方が作られる――英治出版

年々縮小傾向をたどる出版業界にありながら、売り上げを伸ばし多くのロングセラーやベストセラーを出版する「英治出版株式会社」が大切にしていること、それは「著者を応援する=絶版にしない」こと。
その思いを体現できるよう、書籍に携わる社員は「プロデューサー」として、企画から販売まで一貫した業務ができるという独自のスタイルを採っています。そんな英治出版には、異業種からの転職者が多いとのこと。その背景には、履歴書ではなくテーマに沿ったエッセイを送ってもらい、それを社員全員が読んで「この人と仕事がしたい!」と思う人に、各々〇を付けるというユニークな採用方法がありました。
みんなの「共感」を非常に大事にし、社員そして組織がカタチ作られている英治出版の取り組みに触れてみてください。

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いかがでしたか?
それぞれに工夫を凝らしたユニークな取り組み事例が、これからの働き方について考えてみる一つのヒントになれれば幸いです。

新しい働き方や選択肢が広がる中、自分の意思で決断を重ねていく過程では、自分の心とじっくり向き合ったり、乗り越えなければいけない壁があったりと、時には少し苦しいタイミングもあるかもしれません。でも、その一つひとつの選択の先には「これが良かった」と思える未来が待っていると思います。

私たち編集部も、試行錯誤しながらではありますが、読んでくださる皆さんの納得のいく選択、「Follow Your Heart」の実現を応援できるようなnoteを更新していきたいと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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