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音楽活動歴2年で月9主題歌に抜擢! idomが「自分が好きな音楽」に気づいた楽曲を明かす

24歳のシンガーソングライター・idomが、自身の音楽のルーツや、楽曲『GLOW』に込めた想いを明かした。

J-WAVE(81.3FM)で放送中の番組「SONAR MUSIC」内で、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。本記事は、過去の放送から、idomさんの楽曲に込めた想い、アーティスト人生に影響を与えた楽曲との出会いについてのお話をご紹介いたします。
※J-WAVE NEWS 2022年10月13日掲載記事を一部編集し転載しています。

『GLOW』は“弱くても戦う”がテーマ

兵庫県神戸市生まれ、岡山県在住のidom。コロナをきっかけに、働くことが決まっていたイタリアのデザイン事務所を断念し、そこから音楽キャリアをスタートさせた。2年と少しでオリジナル曲がドラマの主題歌に大抜擢されるなど、これからが期待されるアーティストだ。今回は「J-WAVE SONAR TRAX」にも選出された『GLOW』にどんな自分らしさを込めたのか、話してもらった。

idom:9月7日にEP『GLOW』をリリースしました。これは僕のデビューEPになっておりまして、表題曲はフジテレビ月9ドラマ『競争の番人』の主題歌です。

このEPでは表題曲をはじめ、TOMOKO IDAさんと一緒に作った楽曲『Savior』、そのほか僕が作詞・作曲・編曲を手掛けた『i.d.m.』『HELLO』が入っているんですけど、なかなかジャンルレスな面白い作品になっているかなと思います。

『GLOW』は「J-WAVE SONAR TRAX」にも選ばれて、応援歌みたいな楽曲になっています。“弱くても戦う”というのがテーマになっていて、この曲には<弱いなら弱いまま/もがいてたっていいから/ありのままで進め>というフレーズも。僕は強さというのは、ただ強いだけではなく、弱くても前に進もうとする姿なんじゃないかなと思っていて。そんな気持ちをこの楽曲で表現しています。

この楽曲に込めた自分らしさとしては、Aメロ、Bメロごとにジャンル感が変化していくようなサウンド作りを心がけました。曲を聴いている中で雰囲気が変わっていって、最後はストリングスの開放感のあるサウンドも楽しめます。とてもかっこいい曲になっていると思うので、ぜひその点を注目して聴いてもらえるとうれしいです。

僕はまだまだデビューしたてで、知っている方も少ないと思いますけど、これからたくさんの人に知ってもらえるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。


Ne-Yoの「サウンドやグルーヴ感にやられてしまいました」

音楽活動歴2年ほどにも関わらず、オリジナル曲が月9主題歌に抜擢。各所から注目を集めているidomのルーツとなる楽曲は?

idom:僕が選んだルーツの楽曲はNe-Yoの『Because Of You』です。この曲とは、小学校3年生くらいのときに出会いました。知り合いのお兄ちゃんが当時発売されたばかりのPlayStation3を持っていたので、遊びに行かせてもらったときに、『グランド・セフト・オート』というなかなかハードなゲームで遊んでいる中で、オープニングで流れてきたのがこの曲でした。

親の影響で洋楽は聴いていたんですけど、それまで聴いていたポップスとは全然違う、サウンドやグルーヴ感にやられてしまいました。そこから曲をディグるようになったり、たくさんのアーティストと出会いました。そんな中でも「僕の好きな音楽ってこういうのなんだ」と初めて気づかせてくれた曲だと思います。

Ne-Yoの楽曲を聴いて育ってきた僕なんですけど、R&Bのサウンド感は自分にとっても大切で、今後のアーティスト活動にもそういう要素は活きてくるんじゃないかなと思っています。そんな僕の楽曲のこれからにも注目してもらえるとうれしいです。


3度のグラミー賞を受賞という実績を持つ、R&Bヒットメーカー・シンガーソングライターのNe-Yo。YouTubeでも再生回数2億3千万突破と世界的に人気を誇る楽曲『Because Of You』は、日本の若き才能あふれるクリエイター・idomに多大なる影響を与えたようだ。


アーティストの話を通じて音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けするコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」は、J-WAVE『SONAR MUSIC』内で月曜~木曜の22時41分ごろからオンエア。Podcastでも配信しており、過去のオンエアがアーカイブされている。


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