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”長く働いてもらうために”から始まるニッパ株式会社の「働き方改革」

J-WAVE(81.3FM)の人気モーニングワイド「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」内で様々な企業が取り組んでいる「働き方」から、これからの変化や未来を考える「RECRUIT THE WORK SHIFT」。1日のスタートに「新しい働き方」のヒントをシェアしています。

4月6日~4月9日の放送では「ニッパ株式会社」が取り組む「働き方改革」をご紹介しました。

横浜市・港北区にある「ニッパ株式会社」は1961年創業。

代表取締役CEOの秋本りつ子さんによれば「箱屋」さんで、ダンボールから化粧箱まで、『包装に不可能はない』の理念のもと、オーダーメイドの箱づくりを手掛けています。

また、ダンボールは災害時、シェルターを作ったりベッドを作ったりと役に立ちますが、普段は保管箱として物を入れておき災害時にトイレになる「サイゾーくん」も開発しています。

時代の移り変わりの中で、環境に対する取り組みなどが求められるようになり、それに対応しながら、さまざまな製品を世に送り出してきたわけです。
以前は周辺に同じような業種の工場がいくつもあったそうですが、次第に減っていき、現在では、数えるほどしか残っていないということです。

そんな「町工場」を運営する秋本さんの考える「働き方改革」とは「人手不足からの脱却」。


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「長く働いていただくにはどうしたら良いか?」を常に考えて改革をしてきたとのこと。それをしないと中小企業には社員が集まらず、会社が続きません。

「『企業は人なり』・・・それを常に考えていた」と語っていただきました。

2日目はまず、働き方の大きな柱にしている、「ひとりが3つ以上の仕事ができる」=「多能職」についてうかがいました。

ひとりが3つ以上の仕事ができるようにすれば、ひとりがもし抜けても代わることができるので、柔軟な働き方が可能になります。具体的には、注文を受ける人が請求書も出す・・・といったことですが、すぐにできるものではないので、常にやって慣れるようにしているとのこと。

また、この「多能職」のほか、女性が働きやすい環境を作ることにも力を入れています。

「やはり得意なものを引き出すことが必要。現在、女性は9人ですが、貴重な人材であり会社の財産です」と秋本さん。

かつて、ふたり目の子供が同じ保育園に入れなかったことがあり、残念ながら辞めてしまった女性社員がいたそうで、「これは痛手だった」と振り返ります。

現在では、出産してから戻ってきている例がいくつもありますが、保育園から電話があったときはすぐ迎えに行けるように・・・、とか、検診のときは立ち会えるように・・・など、最大限ケアをしています。これは男性の場合も同様。

「多能職」をやっているおかげで、業務に支障はないそうです。

3日目は、工場の「自動化」についてうかがいました。

「できる限り機械化しています。設備投資は大変ですが、機械に代えられるものならばできるだけ代えていく・・・そうしないと働き方改革に沿っていけないんです」と秋本さんは語ります。

ロボットも導入して省力化しており、工場内では、80メートル以上のラインで結束ロボットやパレタイジング・ロボットが自動で出荷までを行っています。

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ロボットは2002年から稼働しているとのことで、かなり早い時期から、自動化によって働き方改革をすすめていたことがわかります。

ところで、中には「どうしても人手じゃないといけないもの」があるそうですが・・・

「大きなラインから外れた、細かいものを造るラインはどうしても自動化がきかないんです。箱と箱の間は糊でくっつけるんですが、ワイヤーじゃないといけないというお客様がいる。小ロットなので手動でやらざるをえないんですね。これがボックスメーカーの泣き所です」とのことですが、これも、皆で協力しながらの作業により、遅くとも夜8時には工場は消灯するそうです。

最終日は、ご自身も女性として会社を率いてきた秋本さんに、女性としての働き方についてうかがいました。

「キチンと社会性をもった人だけでなく、なんとなく・・・とか、結婚するまで・・・という人がまだいるんです。『意識改革』をしないと本当の男女共同参画社会になっていかないと思うんですね。どう社会と関わっていくか?という意識改革が必要です。自分の将来の姿を描き、社会にどう役立っているか? 自信と自覚をもって働く人はイキイキしています。なんとなく・・・では、それなり。途中で目覚めればいいんですけれど・・・」と秋本さん。

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さらに、「先輩の姿を見ていると、がんばろう!という気持ちが湧いてくるのではないですか? 今年も女性が2名入社して研修中ですが、徐々に顔が変わってくるんですよね」と語っていただきました。

意識改革、そして、先輩というロールモデル、大事ですね!

応募してくるのは、「働き方改革」は当たり前・・・と認識したうえで来る方が多いという「ニッパ株式会社」。

「(わが社では)CSRはわざわざやったわけでなく、やっていたことがCSRだったんです」と力強く語っていただきました。

今週のお話から導き出す「WORK SHIFTのヒント」は・・・
『働き方改革は、必然!』

社員一人ひとりに長く活躍してもらうために。「働き方改革」への強い意志を感じました。

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