
ヤングスキニー・かやゆー、クリープハイプの楽曲を「学園祭で弾き語り」 思い出を明かす
4人組ロックバンド・ヤングスキニーのかやゆー(Vo, Gt)が、自身の音楽のルーツや、楽曲『ヒモと愛』に込めた想いを明かした。
J-WAVE(81.3FM)で放送中の番組「SONAR MUSIC」内で、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。本記事は、過去の放送から、ヤングスキニー かやゆーさんの楽曲に込めた想い、アーティスト人生に影響を与えた楽曲との出会いについてのお話をご紹介いたします。
※J-WAVE NEWS 2023年3月30日掲載記事を一部編集し転載しています。
ヤングスキニーなりの純愛ラブソング
メジャー1stアルバム『歌にしてしまえば、どんなことでも許されると思っていた』を3月15日にリリースするヤングスキニー。同作収録曲の『ヒモと愛』は「J-WAVE SONAR TRAX」に選出されている。今回はかやゆーに同曲で表現した、ヤングスキニーらしさを語ってもらった。
かやゆー:『ヒモと愛』はパッと聴くと、どうしようもないダメ男の歌に感じると思うんですけど、ヤングスキニーなりの純愛ラブソングに仕上がったと感じています。
曲が生まれたきっかけは、そもそも自分はダメ男だけど、“あなたのことだけを歌っている、純愛のラブソング”を書いてみたくて。ただ、純愛すぎる曲は書けなかったので、自然とダメな男の要素がある歌詞が浮かびました。
でも僕は普段から曲を作ろうとして作るタイプではないので、書こうと思ったわけじゃなく、頭に浮かんだものがこうして形になりました。
疾走感のある曲になっていると思っていて、最初の始まりのブリッジミュートやギターのバッキングの音から駆け出していく感じがあると思います。イントロから入って、2番のAメロとかだとベースのスラップが入っています。そういうのも含めて、アップテンポな曲に仕上がったかなって。
ヤングスキニーの曲は僕が書いてるんですけど、歌詞を詰め込んで歌うところが、ヤングスキニーらしさかなって思っています。そういう意味でも、『ヒモと愛』1番のBメロの<保証はないけどあなたを幸せにできる気がする>という歌詞の詰め込みにも注目して欲しいと思います。
今後の楽曲作りですけど、僕たちメジャーデビューをさせてもらって、これからいろんなところで露出する機会が増えていくと思うのですが、これからもあくまで自分たちがやりたい曲をやっていけたらいいなと思っています。これからもヤングスキニーの応援をよろしくお願いします。
高校3年生で出会ったクリープハイプ
物憂げな歌声で注目を集めるかやゆー。そんな彼のルーツとなる1曲は?
かやゆー:ルーツの1曲にはクリープハイプさんの『二十九、三十』を選ばさせてもらいました。この曲と出会ったのは高校3年生の頃で、今はめちゃくちゃクリープハイプさんが好きなんですけど、そんな中で1番最初に聴いた曲がこれでした。
この曲はいい意味で尾崎世界観さんの独特な感じがあまり出てなくて、耳にスッと入ってきたのがハマったきっかけなんですけど、この曲がルーツになっている理由は、高校3年生のときに学園祭で弾き語りさせてもらったからです。なのでルーツというか、思い入れのある曲ですね。
そして尾崎世界観さんの歌詞の詰め込み具合や独特な世界観にも影響を受けていると個人的に思っています。
中毒性のある声と、攻めた歌詞が人気のロックバンド・クリープハイプ。かやゆーも彼らに影響を受けた1人のようだ。
アーティストの話を通じて音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けするコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」は、J-WAVE『SONAR MUSIC』内で月曜~木曜の22時41分ごろからオンエア。Podcastでも配信しており、過去のオンエアがアーカイブされている。
