コミュニケーションの充実が、働きやすい環境とサービスの向上につながる――島袋
新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として厚生労働省首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。またコロナワクチンに関する情報は首相官邸のウェブサイトをご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。
見出し画像

コミュニケーションの充実が、働きやすい環境とサービスの向上につながる――島袋

建築金物・工具・農具などの卸販売を沖縄県で行う、1951年創業の株式会社島袋。今年でちょうど70周年を迎える企業です。沖縄県浦添市にある本社と、関西エリアで小売販売を行う「シマコーポレーション」を合わせて、250人ほどの従業員がいます。

J-WAVE(81.3FM)の人気モーニングワイド「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」内で、さまざまな企業が取り組んでいる「働き方」から、これからの変化や未来を考える「RECRUIT THE WORK SHIFT」。1日のスタートに「新しい働き方」のヒントをシェアしています。本記事は、過去の放送の中から、働きやすい職場づくりでサービスの質向上を実現した「株式会社島袋」の取り組みをご紹介します。

新卒採用と同時に働き方改革を進める

最初にお話を伺ったのは、島袋の営業企画課・課長の田仲隆宏さん。同社が、「働き方改革」を強く打ち出したのは5年前からだと言います。新卒採用を行うにあたって、働き方に関する「改革」も同時に進行させた方がいいと考え、2018年ぐらいに本格的にスタート。

まず取りかかったのは、「月40時間の残業は多すぎる……」ということで、1日の勤務時間の上限を決めるところから。「業務の効率化」で言えば、システムを導入することで一人あたりの負担を減らしたり、17時になったら強制的に会社のシャッターを閉めたりといった施策で、従業員の作業量が減っていったということです。

田仲 隆宏

田仲隆宏さん

業務の効率化のためにできること

卸売業なので、「倉庫から商品を出して、お客さんのところに持っていく」ことが大きな業務ですが、新人でも迷わずに商品をピックアップできるようなシステムを約3年前から開発。「倉庫内で迷わずに商品までたどり着ける」ことが、業務の時間短縮に大いに役立っているそうです。

このシステムによって、商品の場所だけでなく、さまざまなことがタブレットで確認できるようになりました。こちらは今も開発途中のようで、100%の完成はもうすぐとのことです。

倉庫内 写真

また、全員で行う「毎朝の環境整備」が、業務の効率化に大きく役立っているようです。

本社の方では、沖縄全島を32人の営業部員で回っており、全員が集まれるのは朝の時間帯だけ。そこで、毎朝8時~8時20分ごろに片付け・掃除と業務の運営についてミーティングを実行しています。これにより、業務時間のロスが減って営業側のマイナスもなくなり、利益に還元されているのだそうです。

働き方改革による成果と、コロナ禍での対策

島袋における、ここ数年の働き方の変化について、総務部の比嘉将人さんに伺いました。

「入社以来5年、毎年環境が変化している中で、休みも増えてきており、現状に不満はないですね」と比嘉さん。

新型コロナウイルス感染症によって最初はとまどったものの、その環境下で業務を行うことに慣れると、コロナ禍前よりも楽になったという気付きもあったようです。会社も、売り上げを上げることを重視するのではなく、「力をためる時期」だと判断し、さまざまなことにチャレンジする機会が増えたと言います。

コロナ禍で「内側にパワーを向けられる環境」になったことが、業務の効率化を考えるきっかけになったそうです。

比嘉 将人

比嘉将人さん

また、同社の「働き方改革」の成果について田仲さんは、従業員の「定着率」が向上し、一人ひとりの仕事の平均化ができたこと、何より従業員の会社に対する気持ちが良い方に変わったことだと話します。

コロナ禍では、仕事を早く切り上げたり、全員が集まる朝礼の回数も減らしたりするなど、人が集まる時間を抑制する努力をしているそうです。ただ、「環境整備」と呼ばれる大事な「課ごと」のミーティングは、少なくとも週1回程度は集まって行っているとのことです。

チームの力を引き出すためにコミュニケーションを取り続ける

最後に、同社における今後の働き方改革への課題について伺いました。

「課題は有休消化率を上げることです。そのために休暇を取れる雰囲気をつくりたい」と、田仲さんは話します。さらに、「女性社員が増えてきたので、女性トイレを増設し、更衣室や休憩室も作りたい」と続けます。

沖縄本社と関西エリアのシマコーポレーションを合わせて従業員は250人ほどですが、男女比は9:1ぐらい。しかし、ここ数年、女性社員を採用し増えてきているということで、さまざまなニーズも変化しているようです。

「効率化」の点では、以前から営業担当者の「直帰」を認めていたことが「働きやすさ」にも直結しているとのこと。遠くの営業先からわざわざ会社に帰るよりは、お客さんと接する時間を増やした方がいいということで、営業担当者の8~9割は「直帰」しているそうです。

そして、チーム力を引き出すためには、コミュニケーションを取るための「環境整備」が大切だと、熱く語っていただきました。

オフィス内 写真

株式会社島袋の取り組みから導き出す「WORK SHIFT」のヒントは・・・『コミュニケーションの充実が、働きやすい環境とサービスの向上につながる』でした。

「課ごと」に行われる朝のミーティングで、コミュニケーションを取っていくことは非常に大切だ、というお話が印象的でした。

***

■「RECRUIT THE WORK SHIFT」バックナンバー

世の中のイノベーティブな「働き方」を朝の時間にお届け!『RECRUIT THE WORK SHIFT』(J-WAVE 81.3FM)は月曜日から木曜日まで、毎朝6:15ごろよりオンエア中です。
▼J-WAVE番組サイトはこちら
https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/quote/index.html
▼Spotifyからはこちら
https://open.spotify.com/show/2Mwbz8sZDoWGrYhkh6cDVU


スキありがとうございます!これからもよろしくお願いします!
リクルートの”今”を伝える公式noteです。目指す世界観”Follow Your Heart”を体現するストーリーや日々の暮らしのヒントをお届けしていきます。