J-WAVE(81.3FM)の人気モーニングワイド「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」内で、様々な企業が取り組んでいる「働き方」から、これからの変化や未来を考える「RECRUIT THE WORK SHIFT」。1日のスタートに「新しい働き方」のヒントをシェアしています。

9月7日～9月10日の放送では、ホテル、レストラン、結婚式場を国内に12箇所、 海外にもアメリカ、ベトナム、マレーシア、バリなどに展開している株式会社Plan Do Seeの取り組みについてご紹介しました。

 一日目の放送では、まず、多岐にわたる職種について、取締役の三原直さんに 教えていただきました。

宿泊、キッチン、バンケット、レセプション、スパ、ホール、そしてウェディングプランナーやバックヤード、の仕事など、様々な役割の人々が働く職場。1800名の従業員と取引先のスタッフを合わせて3600人はいるというスタッフで1つの街のようなコミュニティが形成されているそう。

しかし、奉仕の精神が多い業種であり、職人文化が強いところがあることから、サービス残業などにつながりかねない問題もあります。加えて、日本はサービスのクオリティが高いことから、効率化には工夫が必要なのだとか。

二日目の放送では、ホテル、飲食業界における労働時間の問題について伺いました。15年前にはキッチンのスタッフに女性は1割もいなかったそうですが、今では、女性の方が多いというPlan Do See。

女性が働きやすい環境＝労働環境としては健全な環境にあるということから、女性が働きやすい職場を目指してきたのだとか。また、職種によってピークタイムも繁忙期も違うことから、部署を超えて他の仕事もできるようにすることで、臨機応変に対応できるようにしているといいます。効率的ではないのかもしれませんが、こういった取り組みによってどんな職種の人でも、休みを取得できる環境が作り上げられているようです。

三日目の放送では、人材育成制度に注目。一般的には、入社後にジョブローテーションを行い、新人時代に様々な職種を体験し、自分の方向性を決めるパターンが多いです。Plan Do Seeではより長く働いてもらうことに加えて、変化の激しい現代社会に対応できるよう、1つの職種に打ち込んでから、より多くの幅広い仕事をする制度を取っています。キャリア形成もそれぞれにあったやり方で、柔軟性に富んだアプローチを行っているようです。

また、以前は、研修費用にもかなりの額を注ぎ込んでいたそうですが、現在は、社内の中で教え合う形に移行しているそう。「教えることで自らも学ぶことが大きい」とお話されていました。

最終日の放送では、業界内でもかなり低い離職率で、働きがいのある会社ランキングでも長年ランクインを果たしているPlan Do Seeに、「働きがい」の高め方について教えていただきました。提供している商品への誇り、自分が個人として認められていること、成長が感じられること、そして待遇がよくなる現実、この4つが同時に存在することで高められるという働きがい。

また、Plan Do Seeで一番大切にされていることとして、 Doing（これまでやってきたことの結果）とBeing（自身のこと、感じていること、大切にしていること）という考え方があるそうです。この2つの考え方を大切にし、会社のBeing、個人のBeing、そしてお客様に届けるためのDoing、この3つの軸を実行するために、その過程にあるのが働きがいであり、そのためには個人との対話を持つことが大切と考えているとお話いただきました。

さて、4日間に渡って、Plan Do Seeの働き方について伺ってきましたが、 番組が導き出した「WORK SHIFT」のヒントは 『働き方は、社会が求めるもの、その変化に合わせて変えていくもの』 でした。

サービス業だからこそ、社会が求めるものに対して柔軟性を持って働き方も変えていく。 そして、会社、個人、社会、その３つの価値観を大切にしながら、 先が決まっていないことが不安ではなく、純粋に何が起こるかワクワクできるような、 そんな職場環境を目指しているとお話しされていました。

Plan Do Seeでは、「WORKDesign Library」というWebサイトを立ち上げ、働きがいのある組織を作るために大切にしてきたアイデアや考え方などの情報発信を行っているそうです！ ぜひこちらもチェックを！

■「RECRUIT THE WORK SHIFT」バックナンバー

世の中のイノベーティブな「働き方」を朝の時間にお届け ！『RECRUIT THE WORK SHIFT』（J-WAVE 81.3FM）は月曜日から木曜日まで、毎朝6:15ごろよりオンエア中です。
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