社員に合わせた、立ち止まらない改革が、成長につながる――Eyes, JAPAN
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社員に合わせた、立ち止まらない改革が、成長につながる――Eyes, JAPAN

株式会社Eyes, JAPAN(アイズ・ジャパン)は、福島県会津若松市にオフィスを構える社員20人のIT企業。社名は、起業した地であり、現在も本社を置く「会津」にちなんで付けられました。同社は、1995年に会津大学の学生が中心となって起業したときから、自由な社風で仕事ができるような「働き方」を模索してきました。

J-WAVE(81.3FM)の人気モーニングワイド「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」内で、さまざまな企業が取り組んでいる「新しい働き方」から、これからの変化や未来を考える「RECRUIT THE WORK SHIFT」。本記事は、過去の放送の中から、「株式会社Eyes, JAPAN」の取り組みをご紹介します。

自由な社風で働くということ

Eyes, JAPANが自由な社風を模索するのは、同社がIT分野のスタートアップ企業だったことが大きかったと、代表取締役社長・山寺純さんは話します。一般的な企業であれば勤続何十年ものキャリアを持つ人が在籍しているのに対して、同社が創業した1995年当時は、インターネットに関する経歴を持つ人がまだいませんでした。そのため、自由な考え方を持つ若い人たちがEyes, JAPANに集まったそうです。

同社は、創業当初から福利厚生に力を入れてきたといいます。20世紀型の産業においては、資本といえば、土地や工場などを指します。一方で21世紀型の、特にソフトウェア開発における資本は「人」。その考えのもと、Eyes, JAPANでは最大の資本であるエンジニアを輝かせるために、創業当初からさまざまな福利厚生制度を柔軟に取り入れているそうです。

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株式会社Eyes, JAPAN 代表取締役社長・山寺純さん

社員の健康を意識した福利厚生制度

そんな同社の福利厚生の一つに、「フリービタミン制度」があります。この制度は、社員がバナナなどのフルーツを自由に食べることができるというもの。山寺さんは北欧を訪れたとき、大学やオフィスにミカンが置かれていたことに気付いたそうです。Eyes, JAPANでは朝食を取らない人が多かったことから、健康に仕事をしてもらうために導入したといいます。フルーツを食べて血糖値を上げ、いい仕事をしてもらう。そのために毎週、八百屋さんに厳選してもらった季節のフルーツを届けてもらっているそうです。

また、社員がスポーツクラブを無料で利用できる制度では、かつての会津藩の考え方が元になっているといいます。教育熱心だった会津藩の藩校には、日本で初めてのプールがあったと言われています。エンジニアの仕事はコンピュータの画面を見ている時間が非常に長いため、ときには体を動かしてもらいたいと考えてこの制度を導入しました。

このように社員の健康を考えたさまざまな福利厚生の施策も奏功し、ここ10年で残業はほぼなくなったそうです。

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人と人とが化学反応を起こす場所

さらにEyes, JAPANの福利厚生の取り組みである「フリーカフェイン制度」について、山寺さんに伺いました。

同社では、コーヒーを無償で提供しています。インスタントコーヒーは禁止。一流の仕事をするためには、常に一流のものに触れておく必要があるとの考えから、一流のコーヒー豆を仕入れ、コーヒーを淹れる器具も数種類そろえています。コーヒーメーカーではなく、ハンドドリップで社員自らがコーヒーを淹れることにこだわっていて、その時間で気持ちをリセットさせることを期待しているそうです。

Eyes, JAPANのユニークな制度は、社員のコミュニケーション力の向上にも一役買っているようです。エンジニアの仕事は、長時間のプログラミング作業などで集中していることが多く、“話しかけるなオーラ”が出ている人がよくいるとか。一人で仕事に集中していると、積極的にコミュニケーションを取ることが少なくなります。

そこで同社では、交流するときは徹底的に交流しようと考え、「カフェマトリョーシカ」というスペースを社内に設けて、コーヒーを飲みながらみんなが仕事の話を気軽にできるようにしています。山寺さんによると、会社は「人と人とが化学反応を起こす場所」なのだそうです。

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Eyes, JAPANのこれからの展望

Eyes, JAPANの社員20人のうち半数以上は外国出身者です。出身国は12カ国にのぼり、普段は英語で話していますが、誰も正確に理解できているか分からずミーティングを繰り返すことから、当初は効率が悪いと感じていたとのこと。ところが、このことが意外な効果を生み出しました。

ソフトウェア開発では工程の最後に手直しをするのが難しいため、最初の段階で定義を細かく決めておく必要があります。はじめからミーティングを繰り返して要点をまとめる作業は、間違いが入る余地を少なくするために有効だったのです。結果的に英語でのコミュニケーションによる相互理解は、Eyes, JAPANの良い文化になりました。

同社では現在、「ジェンダー」「ダイバーシティ」「インクルージョン」に、特に力を入れているとのこと。コンピュータに関わる仕事は、性差があまり影響しない分野です。今後は、女性社員の比率をもっと増やしていきたいと考えているそうです。

また、社員の事情に合わせて、勤務時間をフレキシブルにすることにも取り組んでいます。

これまで見てきたように、Eyes, JAPANではさまざまな福利厚生制度を取り入れてきましたが、一番良くないのは一度決めた制度を変えないこと。これからも、そのときの状況に合わせて、新しい制度を取り入れたり廃止したりするなど、働き方への取り組みを続けていきたいと山寺さんは話してくれました。

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株式会社Eyes, JAPANのお話から導き出す「WORK SHIFT」のヒントは・・・『社員に合わせた、立ち止まらない改革が、成長につながる』でした。

健康とコミュニケーションのための取り組みは、働き方改革の重要な要素の一つです。

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