組織の境界を広げ、個人の可能性を広げる関わり方とは?――空(そら)
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組織の境界を広げ、個人の可能性を広げる関わり方とは?――空(そら)

価格を最適化するテクノロジーで、経済的な成長と幸せな働き方の両立を目指す、株式会社「空(そら)」。2015年に設立された同社は、Price(価格)とTechnology(技術)を組み合わせたPriceTech(プライステック)で、これまで複雑だったホテルや駐車場の価格設定を効率化かつ、最適化するクラウドサービス「MagicPrice(マジックプライス)」を提供し成長を続けている企業です。

J-WAVE(81.3FM)の人気モーニングワイド「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」内で、さまざまな企業が取り組んでいる「働き方」から、これからの変化や未来を考える「RECRUIT THE WORK SHIFT」。1日のスタートに「新しい働き方」のヒントをシェアしています。本記事は、過去の放送の中から、株式会社空の働き方に注目します。

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革新的なサービスをつくりながら、“働きがいのある会社”としての評価も高めている空ですが、代表取締役・CEOの松村大貴さんにそのビジョンを伺うと、経済的な成長と幸せな働き方は両立できるという「Happy Growth」を目指しているということ。

これを掲げるのは、ときに相反するふたつの理想を追いかけるという覚悟の表明でもあり全ての制度やルールは、このビジョンを実現させるためにあるということです。

これまでにも、社内と社外の公平性を保つため、社員全員の給与額を全員が見られるようになっている「給与決定スプレッドシート」や、健康やスキルアップのためのお金を半額補助する「ヒーローサポート制度」の導入など、「Happy Growth」を具体化してきた空。同社が今年10月からスタートさせた新しい人事制度が「WIDE」です。

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これは自分たちが提供するダイナミックプライシングに由来するそうで、自分たちの働き方も変化しながら最適化を図りたいという想いが込められているそうです。

「WIDE」は、“Working Individuals with Dynamism and Enthusiasm”の略で、ダイナミックに、熱中しながら働く個人の集合を意味します。さまざまな価値観の垣根となっていた正社員中心というステレオタイプをやめ、ビジョンやミッションへの共感を軸に社員の枠組みを3つに再定義したそうです。

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「ドライバー」は、組織のコアとして戦略やカルチャーを築く役割
「コラボレーター」は、自由を確保しつつスキルで事業に貢献する役割
「ランサー」は、独立したプロとして仕事を担う役割

ひとつの仕事に熱中したい、さまざまなプロジェクトに関わりたい、家庭や自分の時間を大切にしたい…。新しい枠組みには新型コロナウイルスによる働き方と生活様式の変化がもたらした“気付き”も影響しているとか。

今まで正社員だったメンバーがすでに新しい働き方に移行しており、3つのフレームから選択できるメリットとして、「自由を重視する人、より仕事に熱中したい人、それぞれの想いを妨げないこと」「会社側としては、多様な才能に関わりやすくなったこと」が挙げられているそうです。

この「WIDE」には、従来の採用プロセスにとらわれない企業と個人の関わりを目指す、もう一つの試み「カンパニーコミュニティー」というものが設けられています。

これを作った理由について、CEOの松村大貴さんは、「これからの企業は、“1つのミッションに共感する個人の集合”になると思います。肩書きなどは関係ない個人の集合で、そこにはアクティブに稼働するメンバーもいれば、そうでないメンバーもいる。しかし、事業や組織の情報は随時共有して、プロジェクト単位で契約形態を変えられる関わりを目指してカンパニーコミュニティーを立ち上げました」と語ります。

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松村さんは「副業で働く人、投資家、入社に至らなかった採用候補者、退職した社員など、従来ではつながりが途絶えていたであろう人たちとも関わりを保っていくことで、常に知見や刺激を与え合うことができます。毎月オンラインで全員ミーティングを行い、事業の状況、課題を議論。日常でもSlackでつながり、相談できるようにしており、今後は時期によってプロジェクトごとに契約をスイッチしていく働き方も出てくると思います」と仰っていました。

それぞれが個人として独立していること。しかし、つながりは保ちつつ、自分の能力を生かせるミッションには、積極的に取り組んでいく。ある意味、これまで“組織”というつながりで守られていた個人が、試されているのかもしれません。

変化が激しいと言われるこれからの時代、事業の内容、会社の状況も変化します。業務内容や働き方、コミット量などに応じて、それぞれが柔軟な関わり方で事業を前進させていくことが求められていきますが、こういった働き方をマネージメントする立場から見ると、やはり大切なのは相互理解だそう。お互いにやりたかった方向に向かっているのか、定期的に確認し合うことも大切なようです。

新型コロナウイルスの影響も受け、新たな人事制度をスタートさせた空ですが、松村さんに、今後目指す働き方のニューノーマルを伺うと以下のように答えてくれました。

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「空は創業当初からリモートワークは前提でしたが、コロナ禍では完全なリモートワークに移行しました。その中で効率化したこともありましたが、リアルで集まることで生まれる“熱中すること”や“熱量”を失ってしまったことも感じました。それを取り戻すため、月に1日や週に1日、リアルで集まる日も再開しています。今後は社会の情勢も見て、集まるのかリモートなのか、細かく判断していくことになると思います。ただ、組織の境界を広げて、個人の可能性を広げることが自分たちのニューノーマルであることには変わりありません」


4日間にわたってご紹介した株式会社空。今週のお話から番組が導き出した「WORK SHIFT」のヒントは・・・『“関わりやすさ”が、組織と働き方の可能性を広げていく!』でした。

組織の境界を広げ、多様な才能が関わることで、企業のチカラも高まる時代。慣れ合いではなく、お互いが評価し合い、納得できる“関わりやすさ”で働き方が最適化されていくのではないでしょうか。

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