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VR(360°)動画で体験するパラスポーツのリアルーーパラリング

パラスポーツに対して、皆さんはどんなイメージをお持ちですか? 正直どんなスポーツなのかイメージがわかないという方も多いのでは。

そんなパラスポーツの理解を広めていく活動がリクルートによって行われています。今回は、2020年に公開された「VR short video of ParaRing」というパラスポーツ疑似体験動画の制作背景やパラアスリートの声をご紹介します。

「VR short video of ParaRing」とは?

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アスリート視点でパラスポーツの疑似体験ができるVR動画です。スマホをVR専用ゴーグルにセットしての閲覧も可能ですが、VR専用ゴーグルを使わずともYouTubeを再生することでVR動画が閲覧できます。スマホを傾けると、画面もクルクルと視点が変わるのはすごく新鮮で、今まで体験したことのない映像が楽しめます。

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6つのパラスポーツ(①シッティングバレーボール ②車いすテニス ③車いすバスケットボール ④車いすフェンシング ⑤パラ馬術 ⑥パラローイング)の動画が現在配信されていて、パラアスリートの競技風景やパラスポーツの魅力などが語られています。

「VR short video of ParaRing」担当者インタビュー

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パラスポーツに対する並々ならぬ想いを持って「VR short video of ParaRing」をリリースしたリクルートの細貝さんにオンラインでお話を伺いました。

障がいの有無にかかわらずそれぞれが活躍できる社会を実現したい

――リクルートがパラスポーツ支援に取り組む理由を教えてください。

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「リクルートの目指す世界観からお話しさせていただくと、私たちは『一人ひとりが輝く豊かな世界の実現』をビジョンとして掲げています。これに基づいて、障がいの有無にかかわらずそれぞれが活躍できる社会の実現を目指し、『パラリング』(※)という障がい者理解を広めていく活動を行なっています」
※パラダイムシフト(考え方の変化)とリング(輪)の造語

――パラリングの活動とは?
「活動として、パラスポーツ体験会やアスリートによる講演、アスリート支援などを行なっています。パラアスリートの方々は、仕事をしつつアスリート活動を行うとなると両立が大変です。そこで新しい働き方の一つとして、リクルートには『アスリート支援制度』があります。この制度を使うと、週の2.5日は業務、残りの2.5日はアスリート活動に取り組むことができます」

いつでもどこでも誰でも楽しめる

――「VR short video of ParaRing」が生まれたきっかけを教えてください。

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「パラリングの活動の一つに、パラスポーツの体験会がありまして、年間数十回開催し、これまで数千人の方に体験いただいています。ただ、場所の確保や準備する器具、選手の方のスケジュール調整などが難しく、開催数も限られているという状況でした。参加者は体験したくてもできないというような実態になっていました。その課題をどう解決するか?と考えた時に、全く同じ体験は難しいですが、同じような形できっかけづくりができればと思って、VRを使った疑似体験動画を思いつきました。

VRという手法であればスマホ一つで、いつでもどこでも誰でも、好きな時に好きな場所で動画を視聴できるので、制約なくパラスポーツを疑似体験できる場を作れたのではと思います」

VR動画の閲覧はこちらから

パラダイムシフト(考え方の変化)を引き起こすものを作りたい

――どんな想いで立ち上げられたのですか?

「いつでもどこでも誰でも見れるようにしたいということに加えて、多くの方が障がい者の方に触れるきっかけを作りたいと思いました。

このVR動画を見ていただきたいのは、障がい者の方と健常者の方の両方なんですね。障がい者の方であれば、自分でもこんなスポーツできるかもしれないって思うきっかけになってくれたらうれしいなと思っています。健常者の方であれば、パラスポーツってこんなにすごいんだっていうところを知るきっかけ、障がい者の方ってこんな想いで取り組んでいるんだって、こんな人たちなんだって障がい者に触れるきっかけを作れたらいいなって思っています。

まさに、パラリングのパラである、パラダイムシフト。考え方の変化を引き起こすようなものを作りたいなって思っています」

今後は視聴できる競技数を増やしてよりよいコンテンツに

――「VR short video of ParaRing」で伝えていきたいことを教えてください。

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「現在は6競技の動画を配信していますが、今後はもっと数を増やしていく予定です。同じ想いに共感していただける方やパラスポーツの協会の方にもお声がけをしています。新型コロナの影響でアスリートの方々は練習もできない状態だったので、追加撮影ができなかったんですが、感染対策をしながら練習を再開するアスリートの方々も増えはじめていますので、撮影を進めています。興味を持っていただいた方は、今後も随時競技数を増やしていこうと思っていますので、それも楽しみにしていただけたらなと思います。そして、日本だけではなく海外の方も見ていただけるようないいコンテンツに昇華していきたいなと思っています」

「シッティングバレーボール」パラアスリートインタビュー

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続いて、「VR short video of ParaRing」の動画にも登場する、シッティングバレーボール日本代表強化指定選手の田澤隼選手にお話を伺いました。ちなみに、シッティングバレーボールとは、お尻を床につけたままの座った姿勢でプレイするバレーボールのこと。

多くの人にパラスポーツを知ってもらいたい

――シッティングバレーボールの魅力を教えてください。

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「他のパラスポーツと大きく違うところでもあるんですが、障がい者も健常者も分け隔てなく、一緒にできるのがシッティングバレーボールの大きな魅力かなと思っています。特殊な用具はいらないですし、座るだけでみんなと一緒にできるのが競技の特性となっています。試合でのスピーディなボールの行き来や床ギリギリでの攻防が楽しいところかなと思います」

――パラスポーツを通して伝えていきたいことはありますか?

「もっと多くの人にパラスポーツを知ってもらいたいという想いがあります。障がいを持っている方も、障がいを持っていない方も一緒にできるスポーツなんだってことを、シッティングバレーボールを通して多くの人に伝えていけたらと思っています」

パラスポーツの魅力を知る時間に

「VR short video of ParaRing」の担当者とパラアスリート田澤選手の想いを知り、パラスポーツへの興味と関心が深まりました。YouTubeのVR動画を見れば、パラスポーツの楽しさを体感できるはず。ぜひ一度ご覧になってみてくださいね。


■インタビュー動画はこちら

■パラリングについて


※本記事はグノシーからの転載です

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