働き方を柔軟にするだけでなく、その先のより良い社会を考える――花王
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働き方を柔軟にするだけでなく、その先のより良い社会を考える――花王

株式会社リクルート 公式note

「ハイジーン&リビングケア」「ヘルス&ビューティケア」「ライフケア」「化粧品」の4つの事業分野では生活者に向けたコンシューマープロダクツを、また「ケミカル」事業においては産業界のニーズにきめ細かく対応する、日本を代表する日用品メーカーの花王株式会社。グループ全体としての従業員はおよそ3万3,000人です。

女性社員比率が高い同社は、早い時期から「働き方改革」に取り組んできました。出産や育児、介護が理由でやむを得ず会社を辞める女性社員が増加したときには、休職制度や時短勤務制度(メリーズタイム)などを導入したそうです。

J-WAVE(81.3FM)の人気モーニングワイド「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」内で、さまざまな企業が取り組んでいる「新しい働き方」から、これからの変化や未来を考える「RECRUIT THE WORK SHIFT」。本記事は、過去の放送の中から、「花王株式会社」の取り組みをご紹介します。

リモートワークで考えた「休息の取り方」

今回は、花王の「働き方改革」について、人財開発部門 プロジェクト担当部長の渡部武さんにお話を伺いました。

同社では、休職制度や時短勤務制度に加えて、2008年からフレックスタイム制を、2018年からはリモートワークを導入。誰もが柔軟に働くことのできる職場環境を目指し、時代の変化とともに少しずつ制度を見直しています。

渡部正面

花王株式会社 人財開発部門 プロジェクト担当部長・渡部武さん

このような流れの中で始まった新しい働き方が「休み休みWork Style」。2021年9月に導入されたこの制度は、約6割の社員がリモートワークになったコロナ禍での出社制限下に行われた意識調査がきっかけとなっています。

「リモートワークになったことでコミュニケーションが取りにくくなった/不足している」「休息・休憩が取りにくくなった」などという結果が出た意識調査。

この調査は、「働き方」ばかりでなく「休息の取り方」の重要性もクローズアップすることになりました。出社勤務であれば、自宅と職場の移動時間や会議と会議の間など、仕事の合間に少し休息することができますが、リモートワークの場合はデスクに座りっぱなしで一日中その場所から出られないというケースも多く、気分転換もままなりません。

リモートワークであれば、「いつでもコミュニケーションを取れる」という気安さが、かえってスケジュールを過密にしてしまっている側面もあります。

その現実を踏まえ、「積極的に休息を取り入れた働き方を推奨していきたい」という話が社内から持ち上がり、9月からスタートしたのが「休み休みWork Style」だったのです。

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「休み休みWork Style」のすすめ

「休み休みWork Style」の要点は、以下の3つ。

① 「リフレッシュタイム」の活用……勤務中、積極的に休む時間を取りましょう。
② 「思いやりタイム」の推奨……会議が終わる時間を5~10分早めるようにして、スケジュールにゆとりを持たせましょう。
③ 「フレックスタイム」の活用をもっと拡大しましょう。

すでに実施されているものもあるわけですが、なぜ改めて、推奨されることになったのでしょうか。

「もともとある制度ではあっても、理由がないと休みが取りづらい……という場合があるので、積極的に活用してもらうために改めてつくったんです」

事務系の仕事の方が活用しやすいだろうということで東京・茅場町の本社から採り入れ始めましたが、いまでは研究部門などにも徐々に広がり始めているようです。

花王本社

柔軟な働き方の先にある目指すべきところ

渡部さんは、今後の課題についてこう語ります。
「この『休み休みWork Style』に沿って、まずは、社員が休みたいときに休む、時間を調整したいときに調整する、ということを遠慮なくできるようにしたい。この点が、まだ足りないところ、これから良くしていきたいところです」

コロナ禍は、社員の働き方に関する意識を大きく変えました。今後、会社として働き方の柔軟性をさらに高めていく必要があるとも感じているそうです。しかし、制度はあくまでも制度。その「目的」については、しっかりと認識する必要があるといいます。

「目指しているところは、柔軟な働き方を各自が進めることで、活動生産性・効果効率性の高い仕事を進め、結果として社会へ貢献、ひいては売り上げも改善していく……ということ。単純に、働き方を柔軟にすることだけを目指しているわけではありません」

リモートワークを採り入れた結果、うまくいかなくなったといわれるコミュニケーションについても対応を検討中とのこと。

「もちろん、コミュニケーションが不便になったと感じている人もいるし、今の方が良いという人もいる。一概にいまのリモートワークが良いとか悪いとかいえません。ただ、働く人の“孤立化”が進んだり、それぞれの働き方の“見えない部分”が増えていたりするのも事実。それを“見える化”する仕組みづくりを進めています」

渡部②

以上、花王株式会社の取り組みから導き出す「WORK SHIFT」のヒントは・・・『各自の自覚によって、活動生産性の向上、そして社会貢献へ!』でした。

社員一人ひとりが、主体的に「働き方」を自覚することが大切ですね。

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